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福島市の人気居住エリアVol.3 子育てしやすく交通の便が良い「飯坂」

福島市公式noteでは、移住やU・I・Jターン希望者向けに福島市の人気居住エリアをシリーズでご紹介しています。

Vol.1 車なしでも生活しやすい「南福島」
Vol.2 飯坂線沿線でイオンが近い「笹谷」
Vol.3 子育てしやすく交通の便が良い「飯坂」(この記事)
Vol.4 交通の便が良くファミリー層に人気「大森」
Vol.5 JR福島駅が徒歩圏内「野田町」
Vol.6 文教エリアとして人気の高い「森合」

第3回目は、福島市3温泉地のひとつ、飯坂温泉のある「飯坂エリア」です。東京から飯坂町に移住して2年目のKさん(30代、夫と幼児の子ども2人の4人暮らし)いわく、「飯坂町は交通の便も良いし、子育てがしやすい!」とのこと。町の住人じゃないと分からない、ディープな飯坂町の魅力を聞きました。

東西南北にアクセスのよい飯坂町

JR福島駅から北に約10km、車で約25分のところに飯坂町があります。飯坂町から車で北へ約20分ほどのところには摺上(すりかみ)川ダムがある茂庭(もにわ)地区があり、ダム湖の「茂庭っ湖」ではカヤック、SUPなどの水上アクティビティも楽しめます。自然が豊かで、県内でも有数の果樹栽培が盛んなエリアでもあります。

福島交通飯坂線の終点でもある飯坂温泉駅。職場が福島市中心部の場合、車と電車どちらでも通勤でき、お酒を飲んでも飯坂線で帰ることができます。

福島交通飯坂線の飯坂温泉駅。福島駅までは電車で約23分。

高速道路のアクセスも充実。東北自動車道の福島飯坂ICや、東北中央道の福島大笹生(おおざそう)IC、伊達桑折(だてこおり)ICなどへも近く、飯坂町からなら東西南北どこへでも出やすいのだそう。Kさんは飯坂町のことを「便利だけど、ほどよく田舎」と感じているそう。

住んでわかった飯坂町の3つのメリット

住んでみて感じたメリットをKさんに聞いたところ、3つのメリットが見えてきました。

メリット1:自然の中で子育てできる

摺上川の風景

大自然と触れ合えるのが飯坂町の魅力のひとつ。摺上川沿いにはなんと蛍の群生地が現存しています。辺りでは様々な鳥のさえずりや鳴き声が聞こえ、バードウォッチングをする人の姿も見られるそうですよ。

子どもに人気のドーム型トランポリン遊具・ぴょんぴょんドームのある「十六沼公園」へも、飯坂町からは車で約10分ほど。自然の中で子育てしたい方にピッタリの町ですね。

メリット2:人との触れ合いが多い

飯坂温泉の共同浴場「鯖湖湯」のある通り

飯坂町では、夕方になると桶を持ったおばあちゃんが温泉街を歩く風景が見られるほど、公衆浴場の文化が根付いています。Kさんもたびたび公衆浴場の鯖湖湯(さばこゆ)や波来湯(はこゆ)を利用するそうで、お子さんを通じて地元の方たちと交流も生まれているそう。
他にも、隣近所で回覧板をまわしておしゃべりしたり、畑で採れた農作物をもらったり。「飯坂は人との距離が近い町」とKさんは感じています。

特に町の一体感を感じるのは、毎年秋に開催される「飯坂けんか祭り」。町内の地区ごとにチームに分かれて神輿をかつぎます。チームに入るには定期的な会合に参加する必要があるそうで、「地域のお祭りや行事などの情報は、週1で通う整体のスタッフさんに教えてもらってます」とKさん。地元の馴染みのお店を見つけるのも地域に溶け込む近道ですね。

メリット3:買い物はスーパーと直売所を使い分けられる

飯坂町民が足しげく通う

250円(税別)の激安弁当で有名なスーパー「アルタ飯坂店」は、「とにかく安い!」とKさんも太鼓判を押します。

ドラッグストアも併設された「いちい飯坂店」

アルタから徒歩圏内に「いちい飯坂店」もあり、買い物で困ることはなさそうです。Kさんは、車で「ヨークベニマル平野店」や、伊達市の直売所「JAふくしま未来 みらい百彩館んめーべ」にも足を運ぶこともあるそう。


果樹園「フルーツのいとう園」に併設されたぶどうの無人販売機

福島県道5号、通称フルーツライン沿いの道路には、果樹園併設の直売所や無人販売所が点在しており、お手頃価格で新鮮な農産物を買うことができます。
日常の買い物はスーパーで、旬の野菜や果物は近くの果樹園や直売所へ。こんな使い分けが気軽にできるのも、飯坂町ならではかもしれませんね。

事前に知っておきたいデメリットも

良いことばかりの飯坂町ですが、やはりデメリットもあります。

デメリット1:冬は雪かきが大変

飯坂町は山間の町で、福島市中心部よりも雪が積もります。2021年は例年よりも雪が多い年でしたが、福島市内で約30cm積もった日には飯坂町では約50cm積もり、雪かきが大変だったそう。

デメリット2:カフェや病院が少ない

飯坂町内の人気カフェ「 oncafé」

子連れでくつろげるカフェやランチの選択肢が少ないのが欠点」と語るKさん。「oncafé(オンカフェ)」や「cafe HIRANAGA(カフェヒラナガ)」など、女性が好むようなカフェは町内に数件ありますが、子連れとなるとなかなか足を運びにくいといいます。
また、町内に小児科がないので、Kさんは市内笹谷か伊達市まで足を伸ばしているとのこと。「もう少しお店や病院の選択肢が増えると嬉しいです」とKさん。

まとめ

Kさんによると、飯坂町は、冬以外の季節なら自転車でも充分行動できるそう。ただ、飯坂町は地名に「坂」がつくだけあり、坂が多い町。電動自転車の方が楽に移動できそうですね。
移住を検討する際には参考にしてみてください。

<最寄り駅>
・福島交通飯坂線 飯坂温泉駅
・福島交通飯坂線 花水坂駅
<行政>
・福島市役所 飯坂支所・飯坂学習センター
<教育機関>
・飯坂小
・湯野小
・西根中
・大鳥中
<近隣の公園・スポーツ施設>
・乙和公園 
・古舘公園
・愛宕山公園

※2022年11月時点の情報です。

福島市では「移住ワンストップ相談窓口」を開設していて、移住のことなら何でも相談を行っています。
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