知っておくと便利な福島市でのペット情報。前回はペット可の物件探しと動物病院の情報についてお伝えしました。今回はペットに関する災害対策を中心に、ペットホテルやドッグランなど各種ペットサービスについてお伝えしていきます。

ペットと一緒に災害にあったら？

ペットの災害への備えは万全でしょうか？福島市公式サイト「ペットの災害対策」には、災害発生時の福島市の対応や日常の備えなどについて詳しく書かれています。チェックシートもありますので、これから福島市でペットを飼う予定の方や、現在飼っている方はこのページを参考に対策をしておくとよいでしょう。

いざという時のために、災害時にペットと行ける避難先を3つご紹介していきます。

ペットとの避難先①ペット同伴避難所

令和3年9月より、家が被災して住めなくなった場合などに、ペットと一緒に避難できる「ペット同伴避難所」が福島市勤労青少年ホームの体育館に開設されています。
ペットと一緒に過ごせるテントが24セット準備されており、対象は犬・猫・うさぎ・フェレット・ハムスター・小鳥等の小動物。ただし、基本的なしつけができていない場合は入れないのでご注意ください。

ペットとの避難先②ペット同行避難所

ペットを連れて避難できる「ペット同行避難所」も。基本的にペットは外のエリアでの飼育となります。
福島市公式WEBサイトによると、「負傷動物の保護や治療、特定動物の逸走防止、被災動物の救護活動等の救護措置を、関係機関等の協力を受けて実施していきます。」とのこと。自宅に近い避難所を見つけておくと安心ですね。

 ★令和３年度ペット同行避難所一覧（危機管理室）
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/hoken-doubutsu-aigo/documents/hinannjyo.pdf

ペットとの避難先③大型スーパーなどの一時避難駐車場（車中泊）

災害時には一時避難場所として市内のスーパーやドラッグストアなどの広い駐車場が開放されます。
車があるご家庭は開放された駐車場に行き、車の中でペットと一緒に過ごす選択肢も考えてみてください。ただし、あくまで一時的な避難場所となりますので、避難情報が解除されたら車を移動する必要があります。

市内のペット関連施設についても知りたい！

ペットホテル情報

長期の旅行や出張などの際に助かるペットホテル。福島市役所 保健所衛生課 動物愛護係に聞いたところ、2023年2月現在、市内にペットホテルは10件程、トリミングサロンなどのペット関連施設は40件程あるとのこと。
ペットホテル単体で経営している施設だけではなく、ペット専門店や動物病院、トリミングサロンなどに併設しているホテルなど、様々あります。
利用の際、ワクチン接種証明書の提出、おもちゃや食事の準備、散歩やトリミングオプションなど、施設によっては独自のルールがある場合も。事前に確認し、ルールやマナーを守ってご利用ください。

ドッグラン情報

リードを外して思いっきり走り回れるドッグランは、市内では以下の3施設が検索にヒットします。個人経営で管理者が常駐していない施設もあるので、利用者同士マナーを守ってご利用くださいね。

■道の駅ふくしまドッグラン
福島市大笹生字月崎1-1
2022年4月にオープンした道の駅ふくしまに併設された新しいドッグラン。約500平方メートルの敷地は小型・中型犬専用エリア（25kg未満）、中型・大型犬専用エリア（10kg以上）の2つに分かれており、ドッグシャワーも2か所にあります。

■ドッグラン平田
福島市小田字西窪12-2
日本最大級の広さが自慢の「ドッグラン平田」。敷地はなんと、1万平方メートル以上！他のペットを気にせず、のびのび遊べます。

■Bell Gardia（中・小型犬専用）
福島市上野寺荒古屋61
小型・中型犬専用のドッグラン。1回500円で時間制限はありません。テーブルやベンチが設置され、ゆったりした時間が過ごせます。

このほか、ペット用品店やサロンにドッグランを併設した施設もあります。
また、あづま総合運動公園、ふくしま北中央公園、信夫山公園、十六沼公園など、市内にはペット同伴可の広い公園があり、ペットを連れてお散歩している方々をよく見かけます。ペットと一緒に自然と触れ合える環境がたくさんあるのもポイントです。

まとめ

ペットと生活するうえでぜひ知っておいてほしいペット関連情報を、2回にわたってお伝えしてきました。特に、今回お伝えした災害への備えは早めにしておきたいですね。ぜひこの記事を参考に、福島市でのペットとの生活をお楽しみください。

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