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【福島の食文化】Vol.4 飯坂温泉発祥の「ラジウム玉子」

福島市の名物といえば飯坂温泉発祥の「ラジウム玉子」は外せません。
飯坂温泉は日本で初めてラジウムが確認された地。全国的には「温泉卵」と呼ばれているものですが、福島市民は飯坂温泉の源泉で作られた温泉卵を、親しみを込めて「ラジウム(ラヂウム)玉子」と呼んでいます。
令和4年度の文化庁の食文化機構醸成事業「100年フード」にも認定されました。

ラジウム玉子とは?

生卵を飯坂ラジウム温泉約70度の源泉に入れ、掛け流しで時間をかけ静かに半熟にした温泉玉子のことで、独特のコクがあり、消化吸収が良く栄養満点です。
市内のほとんどのスーパーで買うことができ(スーパーによって取り扱う銘柄に違いあり)、福島市民の食卓には欠かせないお馴染みの一品です。

市内のほとんどのスーパーで購入可能。4個入り、6個入りなどもあり。

福島市の飯坂温泉ではラジウム玉子を町おこしに使っていて、ラヂウムTシャツやラヂウムべこなんていう商品もあるほどです。

ラジウム玉子グッズ

温泉街には自動販売機での販売をしているお店もあり、24時間いつでも購入が可能です。

「玉手商店」には自動販売機が設置

食べ比べてそれぞれの個性を楽しもう!

飯坂温泉街にはラジウム玉子を扱うお店がいくつもあります。飯坂温泉の共同源泉を使用して作る店が多いですが、それぞれの卵の仕入れ先や、源泉につける時間の違いで味や食感に個性が出ます。

「飯坂ラジウム玉子マニュアル」より

玉子の色やかたさ、食感もトロトロ~中間~固めのものまで様々あります。ぜひ食べ比べしてお好みを探してください。
パッケージデザインにもそれぞれ個性があって面白いんですよ。どのお店もレトロな雰囲気で可愛いですね。

パッケージにもお店の個性があふれる

「ラジウム玉子」おすすめの食べ方

そのまま食べるのも美味しい「ラジウム玉子」ですが、少量の塩か、だし醤油などをかけて熱々のご飯と共に食べるのがオススメ。他にもサラダやパスタにのせたり、ソフトクリームにトッピングして、グラノーラと混ぜて食べるなんていうアレンジも。
アイディア次第でいろいろな食べ方があるので、ぜひ福島のラジウム玉子を美味しく召し上がってくださいね。
常温で2週間程度保存が可能です。


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